おばんでございます 建築塗装業者でございます既出のとおり、ちょっと前の仕様ですね。>ハイパーシリコン住宅塗装ではメインに使うことが多かった仕様ですが、最近は微弾性フィラー+上塗シリコンの仕様がスタンダードになりつつあります。なお、恒和化学は民事再生なので、完全につぶれて現在流通のものは在庫処分品 ということではありません。その点はご安心ください。現に当社でも使用することがあります。そしてこの見積を提出した業者ですが、自分には気持ちがよくわかります・・というのも、基本的には業者は、「安い値段で普通に施工し、お客様に喜んでいただきたい」と願っているからであります。正直、塗料の値段は性能に比例するとお考えください。関西ペイント・日本ペイントの材料の値段は、やはり少々高いのです。そしてお見積を提出する際、どうしてもそれを単価に反映せざるを得ず、業者としましては「この見積を持っていったら、高いと言われ成約に結びつかないかも・・」とちょっと二の足を踏んでしまいがちです。そうすると、性能と値段のバランスがとれた、恒和科学やキクスイ エスケー化研などのお見積を持っていくことが多いです。逆にお客様から、「関西ペイントか、日本ペイントで見積してくれ」と言われたら、業者は喜んでお見積を再提出するはずです。塗料は化学的な、いわゆる「マニアック」な分野でして、値段と性能の関係や物性的な特徴・耐汚染性など、難解な部分が多く、説明しているうちに、お客様から「結局どれがいいんだ?」と聞かれたこともあります。解りやすい説明をするのがプロ と自負していても、なかなか難しいです見積を提出した業者と、よくご相談なさってみて下さい。恒和科学の見積を持ってきた=悪徳業者 というわけではありません。ペンキ屋になってから過去一度だけ「かかった分だけ、カネを払う。信用するかわりに、あんたの考えるベストな方法で工事をしろ」と施主さまから申し付かったことがあります。その際は、日本ペイントの材料を使いました。つまり、あくまで値段とのバランスで、業者が自動的に、お客様を惑わすことのないように材料を選定することが多いのです。
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